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単位会意見交換会

2015.04.02

 

 先日の会長時代の活動報告の中で単位会の意見交換会のことをご紹介させて頂きました。

 単位会意見交換会というのは、法曹人口問題について主に問題意識を持っている全国単位会(弁護士会)から役員や委員会の委員等が集まり、法曹人口問題についての意見交換や活動報告等情報交換を行っているもので、2か月に1回程度の割合で開かれます。
 過去に1000人決議(会長声明)や1500人決議(会長声明)を出した単位会が中心となっていますが、そのような決議や会長声明を出していない弁護士会からも会員を派遣して戴いています。

 呼びかけ単位会からは、意見交換会の都度、院内集会の都度、共同申入れの都度全国のすべての単位会弁護士会に参加を呼び掛けています。
 ところが、この意見交換会の存在自体が会員にほとんど知らされていないようです。
 
 宇都宮健児元会長時代は、日弁連が法曹人口問題政策会議という法曹人口問題を所管とする委員会が存在しており、全ての弁護士会から委員が派遣されていました。この法曹人口問題政策会議での議論等が中心となり、平成24年3月15日付の「司法試験合格者数をまず1500人にまで減員し,更なる減員」との「法曹人口政策に関する提言」を出しました(http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2012/120315.html)。

 しかし、宇都宮政権の終わりと共に法曹人口問題政策会議といった委員会は、日弁連からは存在しなくなりました。

 昨年度の日弁連理事会では何度か「法曹人口問題実現本部を日弁連内に作って欲しい」旨申し上げましたが、実現はされませんでした。

 そこで、単位会が主体的に法曹人口問題について取り組むこととなり、単位会意見交換会が発足しました。

 各単位会には、必ず単位会意見交換会開催の案内が来ておりますので、もし、話題になっていない単位会がありましたら、理事者に会員を派遣するようにプッシュしていただければ幸いです。

 


 
 
 

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