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札幌弁護士会でも1000人

2011.12.05

 

 弁護士猪野亨氏のブログ(「http://inotoru.dtiblog.com/blog-entry-429.html#comments」)にありますが、平成23年11月28日、札幌弁護士会で3000人閣議決定を見直し、「年間1000人程度を目標に司法試験合格者数を段階的に減少させ」ることと「法科大学院における教育内容の充実と成績評価・終了認定の厳格化」等「法曹養成制度全体を早急に見直す」との決議が、賛成263名、反対28名、棄権13名の圧倒的多数で可決されました。
 
 今年の一括登録日における未登録者数は、300人とも400人に上るとも言われています。未登録者は、いわゆる「ノキ弁」でも「即独」でもありませんので、潜在的就職難民は、優に500人を超えていると予想されます。
 修習は、1年かかりますので、来年の司法試験合格者数を1500人にしても、とても間に合った話しではありません。
 
 弁護士が就職できないということは、弁護士の問題だけではありません。
 オンザジョブトレーニングを十分に受けられない弁護士や経営難による弁護士の問題は、すなわち、依頼者市民に跳ね返ってくるのです。
 それのみではありません。
 弁護士の公益的活動が衰退することや弁護士自治が失われることの方がむしろ大きな問題かもしれません。
 
 このような時期において、1500人という数字を出していたのでは、間に合った話しではないのです。

 私は、3年前は、1000人説を主張していましたが、今では、500人説に移行しつつあります。
 この3年間の状況を見ていると、1000人でも供給過剰であることが明白となりつつあるからです。

 
 

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