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クイズに答えて1年間の休日!

2010.08.05

 

 岐阜県にある電設資材メーカーが創立45周年を記念してクイズに全問正解すると実質1年間の休暇を社員に与える「めざせ!世界一のQ日」計画を発表したそうです。

 この会社の社員にとっては夢のような企画ではないでしょうか。
 
 1週間も休みを取ると3日目頃には必ず仕事の夢にうなされ、最悪の目覚めを経験する貧乏性の私には、1年間の休暇を取る。そんな勇気はとてもありません。
 もともとクイズは苦手なので、心配は無用なのですが、人間ついつい自分に置き換えてしまうものですね。

 そういえば、弁護士が1年から数年間弁護士業務を離れ、金融庁や公正取引委員会等といった官公庁へ出向し他の仕事を経験するという企画がありました。以前はよく公募案内が来ていましたが、最近はめっきり聞かなくなりました。

 こういう仕事を公募しても、応募する弁護士が、特に都会では、ほとんどいないということを聞いたことがあります。理由は、「1年以上、事務所をあけてしまうと、事務所に帰ってきても机がない。」「顧問先も戻ってこない。」「依頼者も来ない。」からだそうです。司法過疎地での公設事務所から都会へ戻ってきた弁護士が自殺したという話を聞いたこともあります。
 
 法律事務所で、「クイズ全問正解で1年間の休日!!」との企画をしても、おそらく応募する弁護士はまず、いないことでしょう。





 
 

 

 
 
 
 

 

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